2015年6月23日火曜日

とも子助産院共催クラス開催しました

今日は泉社会福祉センタークラスの日でした。

社福クラスは、場所がちょっと奥まっていて(野村の障害者支援施設が並んでいる一角の一番奥にある)、ふだん偶然そこの前を通る、という立地ではないためか、
イズミティなどの会場にくらべるとひっそり・こじんまり、といったイメージです。

施設自体はとてものどか~な鳥のさえずりなど聞こえてくるいい場所なんですが、
認知度が低くてね~・・・となげいていたのですが。

とも子助産院さんが受け入れをしている看護学生の実習の一環として、今回のクラスを使っていただけることになり、今までなかなか周知しきれていなかった広範囲の方にも
バランスボールの宣伝をさせていただける機会になりました。

というわけで、今回参加された方は、バランスボール初参加の方が多かったのですが、
三人の看護専門学校3年生の若人と、一般の参加者の方4名で、(あと、とも子助産院からは朋子さんがいらしてくださいました)、今日もしっかり弾んできました。

しかし、そもそも、どうして助産院の研修にバランスボールなんでしょう。

私が所属している「わこねっこ」のバランスボールエクササイズは、おもに産後の母体の心身のケアを目的としています。

日本では、おなかから赤ちゃんが産み落とされた瞬間から、母親本人を含めた周囲の関心は赤ちゃんに集中する傾向があります。

この世に誕生したばかりの小さな尊い命。
よくやった!お疲れさん!と周囲はねぎらってはくれますが、9か月もの長い妊娠生活と陣痛を伴う出産という大仕事を終えた母体は、大きなダメージを負っているんです。
本当は、これからが、大変なんです。

でも、とりあえず生命の危機、というわけではないので、お母さんは赤ちゃんのために頑張ります。

でも、「正しい頑張り方」を教えてもらう機会はほとんどありません。

この先何十年と生活は続いていきます。

出産でダメージを受けた靭帯、筋肉、骨格のケアを怠り(というか、その必要性を知らずに)、
若さと気力で無理をし続けている方はたくさんいるとおもいます。

そして、育児に大変な時期だけれど、イヤ、今この時期だからこそ、自分自身に意識を向ける時間を持つことの大切さを、自己犠牲のなかの育児でなくていいんだ!という認識を広めていくことの大切さを強く感じているのです。

とも子助産院でも、赤ちゃんを産んだら終わり、ではなく、妊婦さんはもちろん、出産後のお母さんとお子さんに対するサポートに深い理解をもってかかわっておられます。

これから医療現場で活躍するであろう学生さんたちにも、このような日本の医療の現状と助産院が果たしている地域と母子とのつながり、関わり合い方を学ぶ機会にしていただければと思っています。

来月は7月26日日曜日の午後からのクラスになります。

場所は今回と同様、泉社会福祉センターでの開催です。

パパにお子さんを預けて一人気楽に参加されてもよし。
家族で参加もオッケーです。

研修の学生さんは若い方が多いのですが、普段接する機会のない産後の方のお話に興味津々のようでした。

せっかくの機会。異世代交流(?)っていうのもいいですね。
ご参加おまちしています~♪



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