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女性は赤ちゃんを産んだ後、身体と心に大きな変化が起こります。
母になる。
ひとつの命が自分の体内で育まれ、生まれ出る感動!とともに、
目の前のあまりにも無防備で無力なものに対する
ものすごい責任感に襲われます。
「私の判断にこの子の命がかかっている」
「私の育て方で、この子の人間性が変わってくる」
という重圧感に押しつぶされそうになった経験はありませんか?
愛するダンナさまに対しても、
「赤ちゃんは私がいないと生きていけないの。アンタは一人で何でもできるでしょ?」
なんて、優先順位がガクーンと落ちちゃったりして(笑)。
母である自分の全神経をわが子に向けて、自分のことを顧みる心の余裕がない。
時間もない。
よい母は、献身あるのみ。
自分のことはそっちのけ。でもそれがにっぽんの母ってもんよ!
と、思っていた数年前の私。
でも、少しずつ、子どもは大きくなり、母から離れて過ごす時間が長くなって。
気づけば、プチ不調満載の、もうあまり若くない自分と向き合うことになりました。
私のきっかけは、三女を妊娠後、切迫早産で8週間の入院生活を送ったこと。
次女の小学校入学式には行けないし、毎日点滴で血管ぼろぼろになっちゃうし、
三度目にしてなんとも悲惨な妊婦生活を送ったのでした。
その後はとも子助産院さんで、なんとも幸せなお産ができて、
バランスボールの会に産後三ヶ月から通い始めました。
自分の健康のため、と通い始めましたが、
バランスボールより、ママ友とおしゃべりやランチが楽しみで通い続けた二年間。
ほかの参加者の方が話しているのを聞くまで気づかなかったのですが
そういえば、今が一番体調がすっきりしているような。
インストラクターの勉強をはじめて、女性の産前産後に起こるさまざまな身体の変化、
それに伴う後遺症について学びました。
10年前に知っていたかった~!!
と思うことばかり。
なかでも一番は、骨盤ケアのこと。
初産からしっかりケアしていれば、もしかしたら切迫早産にはならなかったんじゃないか?!
といまでも悔やまれます。
知っていれば、意識できる。意識できれば、身体は変わります。
バランスボールは切迫で脚腰がすっかり萎えた私でも気軽に楽しく続けられたエクササイズです。
ぜひ、皆さんにも知っていただければと思います。
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