学生時代の友人に久々に会って女子会(?)していた時の事。
「なんかさ~、幼稚園のママ友たちが下の名前で呼びあってるんだけど、私は今更○○ちゃんとかしっくりこないんだよね~。ふつーに上の名前のあだ名でよんでって言ってるんだ」と一人の友人が言いました。
私はそれを聞いて、ちょっとドキッとしたのです。
なぜならバランスボールのクラスの中で、参加者の皆さんを、私は意識的に下のお名前で呼ぶようにしているからです。
確かに、幼稚園や学校の役員などで親しくなったママ友に下の名前で呼ぶねってあらためて言われると、ちょっと照れること、あります。
しかも、「○○さん」と「○○ちゃん」では、「ちゃん」のほうが呼ぶのも呼ばれるのもこっぱずかしいとちょっと思う。
だから、友人のいうことも、よくわかる。
でも、上述の友人の場合、ダンナさんも私たちの学生時代の友人なので、
彼女のいう「上の名前のあだ名」って、私にとっては、(彼女の)ダンナの学生時代の呼び名なわけで、
それは我々女子会メンバーにとっては彼女を指す名前じゃない。
「彼=ダンナ」の呼び名を、ナゼ彼女はママ友に広めるんだろう~?!
って違和感を覚えたのも、また事実。
学生時代、独身時代に比べて、女性は圧倒的に自分の名前で呼ばれることが少なくなってきますね。
まず、夫の姓になり、子どもが生まれるとよその人からも「お母さん」「ママ」と呼ばれることも多くなる。
結婚して大好きな人の姓に変わること、私は素直にうれしいと思います。
子どもが生まれ、「○○ちゃんのおかあさん」と呼ばれることの幸せをかみしめています。
(最近の子はおばさんって言わない。言わせない空気があるのでしょう^^;;)
でも、素の自分、今までの一貫した「わたし」という人間をあらわすのは
やはりオリジナルの名前ではないかな、と思います。
だからこそ、普段は母の仮面、妻の仮面に隠れている素の自分をさらけ出すようなこそばゆい感覚になるんじゃないかなあ。。
参加者の皆さんに呼びかけるとき、(普通の友人関係だったら、初対面でいきなり名前で呼ぶ人は少ないはずですから)戸惑われる方もいらっしゃるのではないか、不快に思われたら、とちょっとドキドキしながらも、できるだけさりげなく「下のお名前」を呼ばせていただいています(笑)。
ここは、誰かの妻でも母でもない、「あなた」が主役の場所なんですよ。
そんなメッセージを込めながら。
おまけ。
私の別の友人は、入籍の時、旦那さんが姓を変えてくれたのだそうです。
今まで、友人の旦那さん達のことは一様に苗字で呼んでいたのですが・・。
彼に関しては、それは間違いだったと、この文章を書きながら気づきました。
今度お会いしたときは、下のお名前で呼ばせていただこう。
「彼」のオリジナルな呼び方で・・。
とはいえ、私の友人が、いいよって言ってくれたらの話、だな(笑)
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